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夏のキャンプ@男鹿 その2

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Part ?

結局、8月12、13日の深浦は雨に見舞われ出鼻をくじかれた感じであった。14日には深浦を後にしなければならなかった。その日の朝は早々にテントをたたみ、10時には深浦を後にした。一行は男鹿を目指した。途中十二湖へ立ち寄った。十二湖とは深浦と男鹿の真ん中にぐらいに位置するその名の通り12個の湖である。キャンプに出発する3日ほど前、町田の大ざるがいつも見ている"めざましテレビ"(八木亜希子が出ている)でたまたま中継していたのである。ただそれだけの理由であったが
行ってみると結構観光客も多く、立派な観光地であった。ここには実に商売上手な駐車場があった。十二湖を脇に見ながら道を走ると7個めあたりで道は通行止めになりそこから先は歩きになる。ひょいと曲がり道があるのでそこをまがって道なりに行くと自動的に駐車場に入ってしまうのである。
ごきぶりホイホイのように後から後から獲物が入ってくる。なかには「俺はその手にはのらんけんね」といいつつ、Uターンするゴキブリじゃなく車もあるが殆どの車は「まあ、いいか」と素直に入る。我々も「まあ。いいか」と車を停めた。十二湖は確かに12個あったが覚えているのは"青池"と呼ばれる青く見える湖だけである。一通りの観光と記念写真を撮って早速出発した。男鹿半島に入ったのは2時過ぎで途中で昼食と買い出しをして遂に海沿いの道に出た。ここからキャンプ場までは海を左に見ながら山を越えていく感じである。絶好のビューポイントが続く。ここを走ると「やっぱり男鹿に来てよかった。よかった。」と感じる。天気も回復し青空が戻ってきている。「よーし、夏合宿らしくなってきたぞ!深浦の分を取り返すぞ!」3匹のサルの前にキャンプ場が見えてきた。

Part ?

タイトル 「男鹿よ!お前もか」
我々が男鹿に着いたのは8月14日16:00であった。深浦ではほとんどお日様を拝む事ができなかった我々にとって男鹿のキャンプ場に向かう陽射しはその景色の美しさを3倍にした。
キャンプ場はもちろん桜島キャンプ場である。
し、しかしキャンプ場に着いた我々を迎えていたのは思い出すのもおぞましい光景だった。
つづく....
ではあまりにも短すぎる。そうか、前回はここで終わりにすればよかったのか!なんせ思い出すままにかいているもんで先が全く見えてないのである。
桜島キャンプ場はゴールデンウィークの田貫湖(たぬき湖)を思わせるような混雑であった。なんせ管理事務所にキャンプ場代を払いに行った姫ざるは「テントが張る事ができたらお金を払いにきな」とまで言われたのである。それほど足の踏み場じゃなくテントの張り場がなかった。この時ばかりは仲良し3人組みの我々の中にも重苦しい空気が漂った。「ついに男鹿もか...」
しかし、いつまでもがっかりしてはいられない。なんせ我々の後からも他の団体が到着しているのである。そして何とかムーンライトを張る事ができた。そこは芝なのだが水場の排水が流れ出しているためグジョグジョになっているすぐ脇であった。後で気づいたのだがそんな場所のため我々のテントの脇には他のテントが張られる事が無く結構いいポジションであった。とはいえ、この時はただただ人の多さにショックを受けだまってビールを飲んでいた。
夕食はカレーだった。3匹がそれぞれ上手いと思う3種類のカレーのルーをミックスして作ったそのカレーは実においしかった。そうそう、今迄言い忘れていたがこの日を含めた3日間の夕食は全てご飯を炊いたのだが、これが全てグッドなのには驚いた。底の方に多少"おこげ"のできる最高の炊き上がりである。いくらサルとはいえ10年以上同じ事をやっていれば上達するもんである。晩飯の途中からあちこちで花火があがりだした。ほんとにあちこちでである。そして、騒々しかったキャンプ場も11時を過ぎるとかなり静かになり、12時になると静まり返った。さすがここまで来る連中はマナーが良い。その後のことはわからん。われわれも静かに?寝てしまったので.....

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